赤岳鉱泉行者小屋

お知らせ

滑りやすい雪質にご注意ください!

December 18, 2022

12/18(日)
天候 曇り時々雪
最低気温 マイナス15℃
最高気温 マイナス12℃
積雪5cm〜15cm
赤岳鉱泉

南八ヶ岳では、昨日から今朝にかけて降雪が有り、積雪量が増えました。

先週始めから低温状態が続いて、未だに雪が踏み固められていません。

降り積もっている雪質がとても滑りやすいコンディションなので、美濃戸林道から北沢登山道にかけて歩かれる方は、チェーンアイゼン又は12本爪アイゼンの装着を推奨します。

また、赤岳山荘まで車で入る方は、スタッドレスタイヤの装着、4輪駆動車、金属製タイヤチェーンの装着が必須です。

昨日には美濃戸林道で、車5台が絡む玉突き事故が発生したようです。

美濃戸口から堰堤広場までの路面状況を週に数回のチェックを行っていますが、現時点で凍結箇所は無いですが凍結している路面と同等にタイヤが滑る雪質です。

仮に金属製のタイヤチェーンを装着していても4輪のタイヤが滑って、時にカウンターステアを当てなければ車が真っ直ぐ走らない、又はブレーキの制動距離が伸びてしまう状況が多いと感じます。

たとえ金属製タイヤチェーンを巻いていても、
・速度過多
・急加速
・急減速
は車の挙動が不安定になり、時に停止しようとしても制動距離が伸びて事故を誘発する可能性が高いのでやめていただきたいです。

これまで危惧していたことが現実に起こってしまいましたが、登山者が巻き込まれる人身事故が起きなかったことが不幸中の幸いだと思います。



昨日からは20年目の赤岳鉱泉アイスキャンディが山側エリアのみでオープンしました。

赤岳鉱泉では、マイナス10℃前後の厳しい冷え込みが続いていて、氷が順調に発達しています。

今後の冷え込み状況にもよりますが、2023年1月の3連休には全エリアオープンの予定で氷結作業を進めています。

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