2/19㈰の赤岳鉱泉は、朝から昼まで季節外れの雨降り。
朝6時 プラス1℃ 標高2220m
この週末に赤岳鉱泉から上の沢筋では所々で雪崩が発生していたようです。
中岳沢では雪崩に登山者が巻き込まれたと通報がありましたが、幸い大事には至らずに自力下山されたそうで一安心でした。
山岳ガイドさんからの情報では、赤岳へ続く地蔵尾根登山道が例年と比べると積雪が少なく、雪と氷と岩肌の上を12本爪アイゼンを装着して歩かなければならないので、確実な歩行技術が要求される難しいコンディションになっています。
雨の影響により、美濃戸口〜赤岳鉱泉まで広範囲で路面凍結しています。
美濃戸口から赤岳鉱泉まで歩く方は、チェーンアイゼン又は12本爪アイゼンの装着が必須です。
アイスキャンディ周辺のようにスケートリンク化している箇所が広範囲で点在していますので、転倒やスリップに十分ご注意ください。
美濃戸口から赤岳山荘まで車両で入る方は、4輪駆動車に金属製タイヤチェーンの装着が必須です。
路面がブラックアイスバーン化している箇所が広範囲に点在しています。
美濃戸林道の状況偵察で赤岳鉱泉の業務車両に金属製タイヤチェーンを4本装着して走行しましたが、ブレーキを踏んで車両を停止させようとしても通常の積雪時よりも車両が止まるまでの距離が大幅に伸びます。
また、ステアリングの操舵が意図している方向に効かない場面がありカーブに進入するラインを間違えると特に下りで4輪のタイヤが滑ってカーブを曲がりきれない、又は上りと下りで車両のすれ違いが困難になる場面が想定される今季最悪の路面状況になっていますので、十分にご注意ください。