南八ヶ岳にあるアイスクライミングエリアへ氷瀑の氷結状況を偵察に行ってきました。
裏同心ルンゼ F1
まだ氷が薄い箇所が一部ありますが、全体的に氷結状況は良好です。
多数のアイスクライマーがアイスクライミングを楽しまれていました。
ジョウゴ沢 F2
全体的に氷結状況が不十分ですが、右のラインが1本登れます。しかし、登れるラインの氷は薄い箇所が点在していて、中上級者向けです。
一般登山道から氷瀑へアプローチする沢筋には5cm〜20cmの積雪と明瞭なトレースがついていますが、氷の薄い沢の上をトラバースする箇所やアイゼンを岩にひっかける箇所があるので細心の注意を払ってください。
赤岳鉱泉から上の樹林帯には、岩と積雪のミックスで12本爪アイゼンを装着していても予想以上に歩きやすいですが(あくまでも個人的感覚)、アイゼンを岩にひっかけて転倒することにご注意ください。
赤岳鉱泉
朝6時 マイナス2℃
正午12時 マイナス10℃
積雪5cm
標高2,220m
今週は降雪がありましたが赤岳鉱泉での積雪量はほとんど増えていません。
気温がプラスに入らない氷点下の低温状態が続いている為に、木々に霧氷がまとわりつく幻想的な雪景色が広がっています。