赤岳鉱泉行者小屋

お知らせ

積雪が増えてとにかく寒い

February 6, 2025

南八ヶ岳近況報告20250206

赤岳鉱泉 (標高2,220m)

最低気温 マイナス18℃

最高気温 マイナス13℃

積雪 50cm〜60cm

 

今週も日中で氷点下10℃前後を推移している極寒な南八ヶ岳でした。一昨日から乾燥した雪が降り続いて、赤岳鉱泉周辺の積雪が急激に30cm弱ほど増えました。

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◇美濃戸口〜赤岳山荘

積雪1cm〜2cm、凍結有

4輪駆動車にスタッドレスタイヤを装着してください。また金属製タイヤチェーンを携帯、又は適宜で装着しましょう。登山者は適宜でチェーンアイゼンの装着を推奨します。

 

◇赤岳山荘〜堰堤広場

積雪10cm〜30cm、トレース有り

 

◇堰堤広場〜赤岳鉱泉

積雪20cm〜50cm、トレース有り。転倒防止の為にチェーンアイゼンを携帯、又は適宜で装着することを推奨します。

 

◇赤岳鉱泉から上の登山道

12本爪アイゼンの装着、ピッケルの利用、ヘルメットの着用など基本的な冬季登山装備が必須です。小屋へ最新の登山道情報は入っていませんが、吹き溜まりでは1m弱の積雪、風が強かったのでトレースが消えているルートがあることが容易に想像できます。

 

また、今後の気温変化や気象条件によっては、雪崩の発生リスクが高まるエリアが出てくると予想されるので、雪の状況をご自身の目視、感覚、経験から判断して、必ずアバランチビーコンを携帯して入山してください。

 

南八ヶ岳では冬本番の厳しい気候が続いています。低温状態が続いているので、凍傷と低体温症に十分ご注意ください。ご自身の技量と経験に見合ったルート選定、今のルート状況と気温に適した装備と服装選択を慎重に行っていただくようお願いいたします。

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