赤岳鉱泉行者小屋

お知らせ

極寒の南八ヶ岳

January 9, 2025

南八ヶ岳近況報告20250109

赤岳鉱泉 (標高2,220m)

朝6時 マイナス16℃

昼12時 マイナス10℃

積雪 20cm〜30cm

 

赤岳鉱泉周辺では、今週平日に降雪があり積雪が増えました。日中を通して氷点下10℃前後を推移する厳しい寒さになっているので、凍傷や低体温にならないように防寒対策を行ってきてください。

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◇美濃戸口〜赤岳山荘

積雪2cm、凍結有

4輪駆動車にスタッドレスタイヤを装着することが必須です。また金属製タイヤチェーンを携帯、又は適宜で装着しましょう。

 

◇赤岳山荘〜堰堤広場

積雪5cm〜10cm、凍結箇所が点在しています。チェーンアイゼンを適宜で装着することを推奨します。

 

◇堰堤広場〜赤岳鉱泉

積雪10cm〜30cm、一部箇所が凍結しています。転倒防止の為にチェーンアイゼンを携帯、又は適宜で装着することを推奨します。

 

◇赤岳鉱泉から上の登山道

例年の同時期と同等の積雪、凍結箇所と岩肌が見えている箇所が点在しています。12本爪アイゼンの装着、ピッケルの利用、ヘルメットの着用など基本的な冬季登山装備が必須です。

 

#赤岳鉱泉アイスキャンディ の登攀エリアは年始から拡大して、厳しい寒さが続いているので氷結状況は良好です。ご利用を計画されている方は、赤岳鉱泉・行者小屋ウェブサイト内赤岳鉱泉アイスキャンディ利用方法をご覧になってから現地にお越しください。

 

南八ヶ岳は冬本番の厳しい気候が続いています。ご自身の技量と経験に見合ったルート選定、今のルート状況と気温に適した装備と服装選択を慎重に行っていただくようお願いいたします。

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