赤岳鉱泉行者小屋

お知らせ

滑落に十分ご注意ください

March 12, 2025

南八ヶ岳近況報告20250312

赤岳鉱泉 (標高2,220m)

最低気温 マイナス3℃

最高気温 プラス3℃

積雪 70cm〜90cm

 

先週平日の降雨から先週末は気温低下、今週から気温上昇と降雨。気象の変化が著しく、山の状況が刻一刻と変化していく難しい時期の真っ只中です。

 

山岳ガイドさんからの情報で、赤岳と阿弥陀岳の稜線と一般登山道の斜面に降り積もっている雪がとても硬く、滑落リスクが高いです。近年では珍しいほどに的確な歩行技術が求められる難しいコンディションになっているようです。詳しい情報は入っていませんが、硫黄岳方面も同様のコンディションになっていることが想定されます。

 

◇赤岳鉱泉から上の登山道

12本爪アイゼンの装着、ピッケルの利用、ヘルメットの着用など基本的な冬季登山装備が必須です。

 

◇美濃戸口〜赤岳山荘

積雪0cm〜3cm、広範囲でわだち有り

気温上昇と降雨により雪が腐り始めている、日陰や坂は凍結していて、車両のスリップするまたはスタックする危険性が高まっています。

4輪駆動車にスタッドレスタイヤを必ず装着してください。また金属製タイヤチェーンを携帯、又は適宜で装着しましょう。登山者は適宜でチェーンアイゼンの装着を推奨します。

 

◇赤岳山荘〜堰堤広場

積雪20cm〜50cm

 

◇堰堤広場〜赤岳鉱泉

積雪30cm〜70cm、トレース有り

気温上昇と降雨により滑りやすい箇所と雪を踏み抜いてしまう箇所を発生させています。転倒及び橋からの滑落防止の為にチェーンアイゼンを携帯、又は適宜で装着することを推奨します。

 

雪の状況をご自身の感覚と経験から判断して、雪崩に遭遇しないように最善の行動をとっていただきたいです。もし雪崩に巻き込まれた際には捜索してもらえるように、必ずアバランチビーコンを携帯してから入山してください。

 

◆ご自身の技量と経験に見合ったルートの選定

◆変化していく状況に対応できる冬山の装備

◆凍傷と低体温症に注意した服装の選択

 

万全の準備と慎重な行動を心掛けていただくようお願いいたします。

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