赤岳鉱泉行者小屋

お知らせ

大雪から雪崩発生に要注意

March 19, 2025

南八ヶ岳近況報告20250319

赤岳鉱泉 (標高2,220m)

最低気温 マイナス5℃

最高気温 0℃

積雪 140cm〜180cm

 

赤岳鉱泉周辺では、月曜日から今日の昼まで降り続いた雪によって50cm〜70cmの湿った新雪が増えました。

 

◇美濃戸口〜赤岳山荘

積雪10cm〜20cm

湿雪と気温上昇によって車両がスリップする又はスタックする危険性が高まっています。車高の高い4輪駆動車にスタッドレスタイヤを必ず装着して、金属製タイヤチェーンも装着しましょう。仮に前記装備を全て装着しても、湿雪にステアリングを取られたり、湿雪で4輪が横滑りすることがある現況なので雪道の運転に慣れていない人は赤岳山荘まで車で上がらないことを強く推奨します。登山者は適宜でチェーンアイゼンの装着を推奨します。

 

◇赤岳山荘〜堰堤広場

積雪30cm〜70cm

 

◇堰堤広場〜赤岳鉱泉

積雪50cm〜100cm、トレース有り

湿雪と気温上昇により滑りやすい箇所と雪を踏み抜いてしまう箇所が発生しています。転倒及び橋からの滑落にご注意ください。

 

◇赤岳鉱泉から上の登山道

12本爪アイゼンの装着、ピッケルの利用、ヘルメットの着用など基本的な冬季登山装備が必須です。

 

本日時点の積雪量は南八ヶ岳全体で今季最大となっていて、近年で比較しても一番多い現況です。登山道上に元々存在した固く締まって氷化している雪面に、今回の湿った新雪が少ないところでは50cm〜多いところでは100cmと降り積もりました。

 

明日からは天候が回復して陽当たりが良くなり、気温が上昇する予報です。雪崩発生のリスクがかなり高まることが想定されます。本日時点で赤岳鉱泉から上に登っている登山者はいないので、赤岳鉱泉から上のトレースはほぼ無いです。

 

雪の状況をご自身の感覚と経験から判断して、雪崩に遭遇しないような最善の行動をとっていただきたいです。

 

もし雪崩に巻き込まれた際には捜索してもらえるように、必ずアバランチビーコンを携帯して入山してください。

 

◆ご自身の技量と経験に見合ったルートの選定

◆変化していく状況に対応できる冬山の装備

◆凍傷と低体温症に注意した服装の選択

 

誰かに迷惑をかけないで安全に登山を楽しむという当たり前のことを念頭に置いて、万全な準備と慎重な行動を心掛けていただくようお願いいたします。 

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